富山市議会議員 押田大祐が考える水橋の課題の一部
- あいの風とやま鉄道「水橋駅」の改築と南口の新設
「水橋駅」は築116年…。改築が必要。
また、義務教育学校水橋学園の開業に伴う児童生徒の通学の安全を確保するために南口を新設、自由通路とする。(あいの風鉄道 水橋駅) - 水橋駅南地区(水橋学園周辺)に住宅団地を開発
水橋学園の存続のためにも、児童生徒の確保は必要。
団地付近には、医療センター(内科や眼科、耳鼻科など)と保育施設(民間学童保育など)を含めて検討。(水橋駅南地区 地図) - 水橋内公共交通の充実
現在、水橋西部・東部、上条にて運行している地域自主運行バス(コミュニティバス)のオンデマンド化(タクシー方式)を進め、バス時間にとらわれないエリア内移動を目指す。
現行の3地区は令和7年後期からの運行を目指すが、できるだけ早めに水橋中部地区、三郷地区にも参加していただき、水橋5地区での運行を進め、超高齢化社会にも対応したまちづくりとしたい。(水橋ふれあいコミュニティバス) (上条コミュニティバス) - 水橋地区の学校統廃合にともなう小中学校跡地を利活用した「防災型道の駅」の開設
すでに水橋懇話会にて各地区自治振興会長に提案し、検討中。
押田が会派勉強会課題として取り上げ、参議院会館にて内閣府や農水省などと意見交換した。
その上で、自民党会派として「令和7年度 富山市予算に対する要望書」と提出。
道の駅新設を盛り込む。
詳細は下記の通り。
水橋地区では国営圃場水橋地区の採択により約477ha、県営圃場整備でも187haを予定しており、合わせて664haにも及ぶ農地整備が行われる。これは富山市でも約6%もの大規模な面積である。
それに合わせて、これまではほとんどが水稲栽培だが、今後は高収益作物への転換が求められる。
高収益作物の栽培も作物のサイズ等の一定化などには困難も予想され、規格外の生産物も予想される。
それはおろか、大規模圃場にて生産された農産物には集荷場整備が必要になるのだが、その計画すら未定である。さて、水橋地区では、学校統廃合にともなう小中学校跡地が発生するが、まだその跡地利用に関しては未定である。
そこで、国道8号に近い学校跡地を、農作物の集荷場や加工場を有する「道の駅」として整備することを提案する。
このようにすることで、農業振興面において、市の農業目標である「稼げる農業」の支援となることと期待する。
水橋地区においては、元日の地震でも、歩いて行ける小学校(避難場所、避難所)も混雑したが、より高くへの避難を求め、車に乗って避難した住民も多くいた。
それらの多くは避難難民と化していた。
防災面からは「道の駅」でも「防災型道の駅」とすることで、住民の安心安全が保たれる。
ちなみに上条小学校は水橋学園の第一次統合にて閉校したため、避難所は平屋の体育館となっている。避難所は高い方がいい。
観光面においても、市のキャッチフレーズである「立山仰ぐ特等席」となるロケーションが見込める。
先述の農産物の加工販売に加えレストランの配置で人気化が見込める。
海も近く、バンガローやキャンプ場を整備することにより、将来的なホタルイカ観光など臨海観光の拠点ともなり得るとともに、富山市の漁業のアピールとなる。
また、富山市には道の駅は合併以前に整備した細入地区にしかないことから、市の大動脈とも言える国道8号に整備することで、市と市の産物をアピールするのにはかなり有効であると言える。
特に上条地区の三成中学校周辺であれば、上条地区センターと上条保育所も隣接しており、また市のパークゴルフ場 も近い。
そして、かなり大規模な面積を確保することができることから、大都市圏の住民を対象に、一坪農園を借りていただくことで、富山市の農業をアピールするとともに、「稼げる農業」を実践できることとなる。
このように、道の駅設置によるメリットはかなり広範囲であることがうかがえる。
この案件に関しては、事業の応用性が高く、国の補助金メニューも多岐に渡ることから、市の部局を指定せずに、むしろ部局横断で検討を進めていただきたい。
「地域活力」の創生
・商工業への支援拡充と農業・漁業の活性化と振興!
・主要地方道の整備促進と公共交通機関の連携による地域内循環の利便化!
・公的施設の建設促進や、公園・レジャー施設の整備で「地域活力」を創生!
- 国営農地再編事業「水橋地区」による農地の大区画化や汎用化等に取り組むことのできる農業基盤整備推進
- 農業従事者の所得増を目指す『国営農地再編事業「水橋地区」でのスマート農業』の推進!「稼げる農業」へ!
- 富山湾の神秘「ホタルイカ」漁を中心にした、海流や水質、海温などの調査による「スマート漁業」の推進
- 水橋5校区を網羅するコミュニティバス網の整備
- 水橋西公園の整備促進
- 国土交通省海のクルーズ観光モデルルート「マリンチック街道」に指定されたみずはし海の駅(水橋フィッシャリーナ)の臨海公園機能の拡充
- 都市計画道路(水橋大正町池田町線)の県道一号線(富山魚津線)川原町地内~県道315号線(辻ヶ堂市田袋線)畠等地内の早期整備
助け合う社会「地域福祉」
・高齢者福祉や子育て世代への支援を強化!
・自治会や公民館活動への支援で、「地域」の力と人のつながりを守る!
・地域に根ざしたPTA活動の支援強化で、子供たちの未来を創る!
- 水橋会館の利用促進。▽ホール(体育館含む)▽コミュニティ会議室・共有部分▽児童館▽子育て支援センターを備え、新たな地区の交流拠点施設を整備
- 水橋5校区の7小中学校を統合し「水橋義務教育学校」の建設。質の高い教育環境の提供に努める。


「地域防災」で安全安心
・集中豪雨や寄り回り波、大雪、地震などへの備えを十分に!
・学校や避難所などの公的施設の防災機能の充実を!
・消防団や防犯団体への支援の充実で、災書に対する危機管理の推進と「地域」の安全・安心の確保!
- 白岩川水系の洪水・溢水の防止。護岸整備や貯水池整備、川底掘削などでの流域断面確保
- 水橋西部・水橋中部地区など沿岸部での水害に備え、防波堤や離岸提の拡充と避難場所(複数階の建物や避難の丘)の整備。
- 自治振興会との連携で各町内会単位の「自主防災組織」の結成促進。